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多義ってなに?
ある一つの事物が文脈に応じて複数の意味をもつことを「多義性」といいます。
有名な例には以下のようなものがあります。
多義語:「眼鏡をかける」「ソースをかける」「電話をかける」 など
多義図形:アヒルにもウサギにも見える図形など(上図)
多義的メカニクスってなに?
動物の身体には「置かれた状況に応じて複数の機能を切り替える」多義的な身体機構が存在します。
例えば、ネコの前足は歩行・走行時にはロコモータとして機能しますが、獲物を捕らえる際や木登りする際にはマニピュレータとしての機能を発揮します。動物の身体には、文脈(環境やタスク)によって身体各部の機能を即座に切り替え、予測不可能な環境変化に対応するための工夫が備わっています。
多義的メカニクス研究会では、動物に備わる多芸多才な運動機能のスイッチ機構を理解することで、ロボット設計などへの応用を目指します。
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